伶人(れいじん)は、今をときめく人のこと。今をときめくから明日がある。
古の人々の音楽を未来へ受け継ぐために、祭典奏楽において、一瞬の輝きを大切にしています。
多度山の花鳥風月を楽しみながら、雅楽演奏しましょう。
雅楽を教えてくださった恩師、先輩に感謝申し上げるとともに、同好会員が熱心に稽古する姿に心打たれながら、自らの芸能をより一層高めるための努力したいと存じます。
雅楽は、専攻した管楽の稽古を徹底した上で、管絃、舞楽の幅広い経験をもとに、管楽、打楽、絃楽、声楽の担当者が自らの役割を最大限に生かしつつ、全体の調和美を追求して演奏しなければなりません。
雅楽演奏は、これまで神社仏閣の庇護のもとに、雅楽の職業人である楽家(がくけ)を中心に受け継がれてきました。雅楽を演奏するためには、演奏する時間と場所が必要です。在野にあっても、時間は、自らの意識次第でなんとかなりますが、場所と仲間は、自分だけでは探すことは困難です。
多度山に鎮座する神社のご理解によって、雅楽人の集う場所を提供いただきました。未熟な私どもでありますが、熱心な方には、自らの時間を割いて、自らの芸能のすべてを発揮して、雅楽演奏の感動を分かち合いたいと考えております。
多度宮人が、早朝の月次祭において、季節の移り変わりを楽奏しております。雅楽の稽古は、奉奏のためにあり、自らの雅楽は、伶人として完成していくものであると考えております。
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